2015/7/3
M-on! SPECIAL 「SPYAIR」~JUST LIKE THIS 2015~
- 『2005年に結成したバンド、SPYAIR。結成10周年、そしてメジャーデビュー5周年となる節目の今年、様々な想いを胸に、バンド史上最大となる野外ライブを開催する。
~JUST LIKE THIS 2015~
タイトルに込めた彼らの思いに迫ります』 - 現状ディストラクションMV
Q.結成10年、デビュー5年を振り返って思う事
左から、KENTAさん、MOMIさん、IKEさん、UZさん、という安定の並びで座られてのトーク。
IKE「節目に来ちゃったんだなっていうのが正直なとこっすね。気が付いたらそういう時間がたってんだなって。俺らも自然と、二十歳くらいから始めたバン ドなんですけど。10年。30歳にもなってたし」
UZ「始めた時二十歳だったんだね...」
KENTA「そうだよね(笑)」
UZ「まだ子供じゃん」
KENTA「確かに(笑)」
IKE「客観的にめでたいことだなとは思いますけどね、やっぱり」
KENTA「まぁ、それはそうだよね」
UZ「まぁ10年、同じことを続けるって大変だと思うから」 - LAIR MV
UZ「めでたいっちゃめでたいね」
IKE「めでたいね、いやなんか」
MOMIKEN「皆がめでたく祝ってくれたらいいかな」
KENTA「そうすね(笑)」
IKE「9年目、くらいの時に、バンドが、...終わりそうだったので、誰かのせいで」
KENTA「おまえな(笑)」
IKE「そう(笑)そういうのがあって、あ!10年の、こうなんか、一個のゴールラインみたいなの一応超えたんだなって達成感みたいなのが、僕の中には」
UZ「へーー」
IKE「あります」
MOMIKEN「だしちゃっていいんですか」←聞き取れない...
IKE「気が付いたらっていうんだけど、よかったな、10年超えれて♪みたいなのはあります(笑)」 - SPYAIR LIVE 2014 ~復活~より GLORY
『2010年SPYAIRはインディーズ最後にして100本目のストリートライブ、野外ライブファイナルを名古屋栄公園で開催』
SPYARI 2010.6.27 NAGOYA SAKAE LIVE FINAL
ほー、ハグしあってるのね。可愛いねー。←見たことあるのに新鮮な気持ちでいるヤツ。
『自分たちの原点ともいえる野外ライブにこめたその思いとは』 - Q.SPYAIRにとってストリートライブとは何か?
IKE「一番最初にSPYAIRがやったことって感じですかね。それがその僕らの血液の中には流れてるし。最初人ときちっとコミュニケーションを自発的に取り始めたのが野外ライブなんで、大切な場所っていうか、血液みたいな...」 - Q.なぜストリートライブを選んだのか?
MOMIKEN「お客さんいないし、ライブハウス出ても」
KENTA「搾取されるだけだしね」←こう聞こえたけどもね
IKE「僕らがライブハウスでやった時期、あんまりライブハウスに足を運ぶ人が多分少なかったんですよ。10人とか、多くて、100人見たことは...」
MOMIKEN「100人いたら最高だったね」
IKE「あんまなかったんですね、そんな中でライブ活動していたので、ちょっと疑問があったんですよ。そこでずっと音楽を鳴らし続けて、果たして先はあるのか」 - ジャパニケーション LIVE映像
Q.ストリートライブを始めたキッカケ
IKE「誰かにこれから広がって届いていくのかって疑問があって、そういう疑問をメンバーとファミレスでミーティングをしてて、じゃあどうする?って中から、街でやったらいいじゃんみたいなとこで」
KENTA「何かを目標にしてこうっていうのは、ほんとに最初の頃決まってなくて。ただそのやってくうちに、この公園一杯にしたいなとか、そういうものがどんどん出てきて。
で、今になって考えると、ほんとすごい大事なことを、自分らはあの時期にやってたんだなって思うし」 - JUST LIKE THIS LIVE映像
『結成からメジャーデビューまでの5年間、ストリートライブを続けていた彼ら。
それまで支えてくれた人たち、そして自分たちの原点、ストリートライブへの思いを込めた楽曲、JUST LIKE THISを披露した』 - Q.名古屋「野外ライヴFINAL」はどんなライブだったのか?
IKE「何百本だね」
KENTA「数百本はやってきたね」
IKE「100本ストリートって感じで色んなところでライブをやってきたんですけど、その前に栄公園でステージも何も組んでない状態でライブを僕らこう日常、土日やったり。だから、2週間に一回は必ずやってたよね」
KENTA「1週間に1回だね。確実にやってるよ年間通して」
IKE「という感じか。っていうのを3年位?まるっと3年くらい」
UZ「そうだね」
IKE「続けた、一番最後のライブがそれだったから、そこを卒業するっていう事を決めた、最後のライブだったから、もうできないんだっていうのと、期待と不安がもう入り混じって」 - Q.名古屋「野外ライヴFINAL」の思い出
KENTA「でも、あれすごかったのは、あれだよね。やっぱIKEが雨降らしたのはすごかったなって思う」
IKE「俺じゃないわ!」
MOMIKEN「IKEさんは雨を降らせる(笑)」
KENTA「IKEさん雨降らしちゃった(笑)!」
IKE「奇跡的なね、いい場面ではあった(笑)」
UZ「俺あのライブですっげー!覚えてるのが」
MOMIKEN「あ、まさか(笑)」
UZ「一緒のことだと思うけど、考えてたと思うけど。すげー土砂降りで、ライブ終わって俺ら3人はテントの方に『冷てー、冷てー!』って」
KENTA「『雨だー!』って」
IKE「土砂降りだもんね」
MOMIKEN「土砂降りだからね」
UZ「きゃぴきゃぴしてたんですけど、IKEが、なかなかテントに入ってこず、むしろ雨がめちゃくちゃあたるベンチみたいなとこで座ってて。大丈夫?めっちゃ濡れてんじゃん、こっちおいでよってみんなが言ったら、『もう少し、濡れてたいんだ』」
一同「はははははは!」
KENTA「でた!名言だマジで(笑)」
MOMIKEN「しかもこう」
立ち上がって、こう!と、両腕を後ろに引いてベンチに手をついてるを表現しつつ、顔を上に向けるMOMIさん。
KENTA「こう!」
同じポーズのKENTAさん(笑)
IKE「超気持ちよかったー」
UZ「ライブ終わった後だから(笑)途中じゃないから(笑)」
KENTA「すごいアドレナリン出ちゃってね多分(笑)」
UZ「すげー特別の思いがあったんだなって(笑)」
KENTA「すごかったね(笑)」
IKE「おまえら!!」
MOMIKEN「随分濡れたと(笑)」
IKE「あのー、あれだよ20代の俺はロマンチスト150%(笑)」
KENTA「間違いない。間違いないわ、それは」
『この日以降、JUST LIKE THIS はSPYAIRの単独野外ライブだけで披露される楽曲となった』
JUST LIKE THISのライブ映像ががラストまで流れる。 - ファイアスターターのCM
- SPYAIR JUST LIKE THIS 2015のCM
- 『今年結成10周年を迎えるSPYAIR、この夏彼らが開催する単独野外ライブのタイトルでもある楽曲JUST LIKE THISを5年の時を経て、今回リテイクすることとなった』
2011.10.30/日比谷野外大音楽堂 JUST LIKE THIS 2011
JUST LIKE THIS ライブ映像
2011年のIKEさんのくっそ可愛いことよ。どんだけ黒サラ髪が好きなんだ俺。 - Q.今回「JUST LIKE THIS」をリテイクした理由は?
UZ「俺たち自身というよりどっちかというと周りが、結成10周年、デビュー5周年?ってものをすごく盛り上げてくれて。デビュー日3日前くらいだっけ。 ほんとデビュー日に、そういう俺たちがずっと目指してた野外ライブをやれることになって、そのライブタイトルがJUST LIKE THIS。野外で自分たちのワンマンをやる時は、JUST LIKE THISって名前にしようっていうものは決まってて。
やっぱあの曲ってインディーズの時にレコーディングしてて、デビューして、セカンドシングルのカップリングみたいな。俺たちにとっては未だにすごい特別な 曲だし、やっぱ大好きな曲なんだけど、ライブに来てくれているお客さんなんかだと、なんでJUST LIKE THISなの?むしろその曲自体知らない。
そういう方がきっとほとんどだと思ったから、やっぱこの曲はすごい大切なものなんだよってことをお客さんたちと共有したくて。それだったらもう1回、この ライブの前にこの曲を録り直してみんなに聞いてもらって、一緒に、なんだろ、この曲の雰囲気を野外で味わいましょうっていうそういう考えがあって、リテイクして、はい。リリースすることにしました」
まとめると、『周りが盛り上げてくれて、デビュー日に、リテイクした』ということです(笑) - Q.楽曲「JUST LIKE THIS 2015」の歌詞はオリジナルのまま?
MOMIKEN「元々が栄公園をもう卒業しようって決めてやる時の曲、の歌詞で、書いてたんで。そん時が、自分たちが音楽を初めての10年って節目だったんです。で、今、JUST LIKE THISをメジャーになってまたね、やるってことで、たまたまそれが10年と言う節目であったという。
多分偶然なんですけど、ちょっと運命みたいな、奇跡的なものとかも、歌詞とか曲を聞きながら、今聞いてみてもやっぱそういうものを感じますね」
IKE「うまいこと、リンクしちゃったよね」
左手の指先で下唇とんとんしながらのIKEさん。
KENTA「してる。ほんとしてる」
IKE「なんかちょっと特別な曲なんですよ、JUST LIKE THISって。
昔は、まぁ、音楽を初めてからの10年だけど、まぁ、結成10年。とかぶって。今と、すごくリンク、しちゃってるんで。だからこそ、リリースと、みんな も」
喋りながら、ちょいちょい下唇触ってるのがいちいち可愛いだろ!!
IKE「そこに気持が重ねられるというか。俺らも、今の自分たち、2015年に録った、このJUST LIKE THISをみんなに聞いてもらって、俺らのライブに来て、一緒にJUST LIKE THISって曲を味わいたいなと思いますね」 - 2015年6月、都内某スタジオのレコーディング風景
KENTA「はいっ!お願いしまーす!」
と、ドラムを叩くKENTAさん。
叩き終わって、両手上げて全開笑顔。
KENTA「終わりました!最高のものになるんじゃないすかね。これ野外でやりたいですね、やっぱね」
ギター弾いてるUZさんも♪ - Q.オリジナルとリテイクの違いは?
UZ「一番の違いは、機材とか、そういうもんもそうなんですけど、それよりやっぱ経験?やっぱりこの5年間吸収してきたものが、やっぱり音になって表れていると思います。そんな細かいアレンジだとか、そういうものは特別大きな違いはなくて」 - 2015年6月、都内某スタジオのレコーディング風景
MOMIさんの背中からのレコーディング風景♪でっかいマスクしてな。
UZ「5年ぶりの曲ですね。この5年ぶりのみんな成長が音に出てるんじゃないですか」
IKEさんのレコーディング風景♪こちらは、ブース外のモニターの映像。 - IKE「昔なかった実力、経験値、技術力が新しくリテイクをすることで、今の、2015年の、僕らの音になっていると思うので、そこを聞いて欲しいですね」
- 2015年6月、都内某スタジオのレコーディング風景
IKEさんの歌声流れつつ。
MOMIKEN「いいですね、」
IKE「これだね」
MOMIKEN「うんうん、いいよいいよ」
また、別の場面でもIKEさんの歌声が流れる中、すごいときんときんの赤鉛筆で歌詞にチェックを入れてくIKEさん。
スタッフ「こっちの方がいい?」
IKE「よかったです」 - UZ「すげー具体的なことをいうと、当時はストリングスを打ち込みでやったんですよ、お金がないから。でも、今はストリングスを生で。結構贅沢に録らしてもらったのは、より音の説得力があがったんじゃないかなって」
- 2015年6月、都内某スタジオのレコーディング風景
ストリングスの演奏を一緒にブース入ってる聞いてるSPYAIRさんがやけに神妙だ(笑)奥からKENTAさん、IKEさん、UZさん、MOMIさんって座って、めっちゃ神妙に聞いてる(笑)
演奏終えて出てきたストリングスの人と調整。
UZ「伸ばしたらどうかな」
ストリングス担当「それもありっすね」
その話をしてる時のUZさんの鉛筆の持ち方が、普通に字を書く時は違うかもしれないけど、なんかちょっと不思議。 - 『改めて自分たちの原点を見つめ直した楽曲、JUST LIKE THIS2015には、SPYAIRの今が封じ込められてる』
IKE「ほんとにいい音作れたなと思ってます」 - 2015年6月、都内某スタジオのレコーディング風景
ブースにはいってぎゅっ!と固まって録ってるコーラス収録映像が激烈に可愛いー!!
KENTAさん、スタッフさん?、MOMIさん、スタッフさん?IKEさん、UZさんと、半円になって固まってるのきゃわー!
KENTAさんからMOMIさんまでは、ちょっと肩組む感じになってるのがまた可愛い!
そして、レコーディング終了時。
UZ「ありがとうございました」
椅子に座ってお辞儀のUZさん。KENTAさん、IKEさん、その後ろに立っておられる。
IKE「最高です。ありがとうございました」
小さく、パチパチしながら、ニコニコーと一本目になっちゃってるIKEさんの可愛さよ。 - ファイアスターターのCM
- SPYAIR JUST LIKE THISのCM
- ROCKIN' OUT MV
『結成10周年デビュー5周年、バンド存続の危機を乗り越え、今年こそ野外ライブをやりたいというメンバーの熱い思いが実現する。SPYAIR単独野外ライブ、JUST LIKE THIS 2015開催決定。
8月8日富士急ハイランド・コニファーフォレスト、SPYAIR史上初の1万人を集めての大舞台となる』 - Q.野外イベント「JUST LIKE THIS 2015」はどんなイベントになるのか?
KENTA「1度決まってるんですよ、セットリストとかも、一回。だた、まぁ、ついね、さっき話してて、ちょっと舞い上がったセットリストにしてしまったかもしれないっていうの話してて。
自分らも、その、想像しきれてないところもあるし、どうなるかっていうのが楽しみだし、自分ら自身も。
こっからまたどんどん作り上げていくと思うので、セットリストも含め演出とかも。すごい楽しい一夜になるのはもう間違いなく、それは約束できるものではありますね」
IKE「会場の、下見に行ってくれて写真とか撮ってきてくれたんですけど。バカでかいんですよね」
UZ・KENTA「バカでっかいですね」
IKE「だから、今までできなかった規模感でライブできるので、そこで、こう、聴く、音。僕らが放つ音。みんなが歌う声とかってどれくらいのものになるんだろうって、すごいそういう想像が楽しみです。
SPYAIR史上最大級、1万人級の野外ライブで、僕らのことを大好きで来てくれる方がほとんどだと思うので。うちの、ファンの方って、一緒に歌ってくれたりするんですよね。人の声って、ほんとにパワー強いから、1万人がもしおんなじ曲を歌ったら、どうなっちゃうんだろうってとこが俺は一番楽しみかな」
KENTA「解るなー、遅れてくるやつね」
IKE「まだ解んないけどね」
KENTA「すごい楽しそうだね、うん」 - Q.SPYAIRにとって「JUST LIKE THIS 2015」とは?
UZ「JUST LIKE THISは、このバンドの一番大切なものがあの曲には詰まってるんじゃないのかなって。デビューして5年?何十曲と作って来たけど、そういう風に思える曲って他にないから」
IKE「昔録られたJUST LIKE THISと、ほんの少しやっぱ俺は変わったのかなーって思ってて。バンドを続けること、音を絶やさず鳴らし続けること、今が、ずっと続いたらいいなってい うくらい。ま、色々あって復帰できた自分とか、このバンドのこととか、周りの環境のこととか、全部含めて、今がほんとに長く続いたらいいなって思ってるんで、昔とはきっと違った思いで、今が続いたらいいなっていうJUST LIKE THISをきっと歌うと思うんですよね」
MOMIKEN「今この瞬間をすげー芯にぐさって刺さって忘れないようにずっと続かせていこうよって、心の中でもずっと今この瞬間の景色を覚えていようよって思いで、確か書いたんですよね。
でもなんか今っていうのは、この先ずっと続いていくものだから、この瞬間をまた、毎年毎年、みんなと出会って、一緒に、ずっと続かせていこうよっていう、 なんかそういう楽しい、ものに、変えて行こうっていう意識が自分たちの中にも自然と今芽生えたりとかしていて、みんなと、お客さんとも続いていけれるよう なイベントとかになっていくんじゃないかなって思ってます」
KENTA「ほんとに繋がりを象徴する曲だなってすごい思ってて。なんとなくほんとにバンドが始まっ...、たのもなんか、この曲に向かってたのかなとも思う し、バンドに戻してくれたのもこの曲なのかなって思うんで、それこそファンと一緒に繋がっていけるのもこの曲だと思ってるので。
この曲で、当日、8月のコニファーフォレストで泣きたいなって思いますね。ほんとに」
IKE「SPYAIRの2015年、真夏だね、8月はちにち。富士急のコニファーフォレストでやるJUST LIKE THISっていうライブは、今年がSPYAIRが原点としていた野外での初めての、そのなんていうんだろう、自分たちできちっと作った野外ライブになるんで、これからずっと続けていく第1回目のライブになります。
ぜひ、あのね、みんなが来てくれないと歌う意味も、演奏する意味もないんで、ぜひたくさんの人と、一緒にこの1日を楽しいお祭りごとに仕上げていきたいな と思ってます。
ぜひ遊びに来てください。お願いします♪」 - ファイアスターター MV
あっという間の30分でございました♪