2015/7/13
サキドリ!~ZOOM UP~ 月刊SPYAIR#2
- 4人「月刊!すぱいえあぁーー!」
『ミュージックビデオの仕上がり』
UZ「演奏シーンだと、それこそ結構抽象的になって、受け止め方がそれぞれ変わると思ったので、1回こう、メッセージをしっかり伝えたいなって思いもあって、ちょっとストーリー仕立てになってて。
そのストーリーっていうのが、ざっくり言えば暗闇から、光に向かって進みたい、そういうストーリーなんだけど。そういうものが明確に解りやすく伝わって、なおかつ破壊力がある」
IKE「まぁ、演奏シーンが今回は、だだっ広い空間でやる訳でもなく、ちょっと閉じ込められた牢屋、みたいな中で僕らが演奏したりしてるので、ちょっといつもと違った演奏シーンが見えるかなと」
KENTA「今までとイメージが違うね」
UZ「どかーん!みたいなのとはちょっと違う」
IKE「そうそう」 - 『壊したと感じるものと結果的に得たもの』
UZ「自分の中で、メジャーデビューして、意外と最初の方は葛藤が多くて。それは何かっていうと、素直に誰も音楽を聴いてくれない、そういう気持ち。
ライブに来ても、キッズがモッシュダイブするって言うより、どっちかっていうと黄色い歓声が多くて、ちょっとやっぱアイドル的な扱いを受けてて。
それはすごいありがたいことではあるんですけど、俺はなんかカッコいい、男が憧れるようなロックバンドやりたいってものがそれこそ10代の頃からずっとあったから。このバンドと、自分が思い描いてた理想論、ギャップはやっぱすごいでかかったんで、そこに思い悩んでたんすけど。
それこそ武道館とか、そういうものが一つのきっかけになって。あれは結局スタンディングで当然モッシュダイブもおきなくて(って話を聞きながら、うつむきがちに前髪直してたら、あっ、右のハーパンの裾から紐出てる、に気づいて、くるくるっと裾に押し込み、おすまし顔のIKEしゃん)そういうライブをやったんすけど、でもこういうやり方もありだなっていうか。なんか自分が憧れとして描いたものではないけど、こっちはこっちで最高の景色が見れるんだな、って思ったので、このSPYAIRはこういうものを突き詰めて、いいバンドになっていきたいなって思った時は一個壊したのかな」
IKE「まぁ揉めたもんね」
UZ「まぁ揉めた」
MOMIKEN「まぁー揉めたな」
IKE「武道館のライブの時、スタンディングにするのか。俺らはスタンディングにしたいって言ってんのに」
UZ「そういう、なんだろ。理想と現実。今になって思えば、きっとそっちの方が俺たちに向いてたんじゃないのかな。
おかげで色んな景色が見れるようになったから。今回の野外もそうだし。やることができる、相当誇らしいことだから、ま、壊してよかったのかなって思います」 - LIVE INFO
●JOIN ALIVE 2015
7.18(土)北海道 いわみざわ公園
●NUMBER SHOT 2015
7.26(日)福岡海の中道海浜公園 野外劇場
●JUST LIKE THIS 2015
8.08(土)山梨 富士急ハイランド・コニファーフォレスト
※SPYAIR単独1万人野外ライブ
●Exciting Summer In WAJIKI'15
8.13(木)徳島 大塚製薬徳島ワジキ工場 野外ステージ
●音楽と髭達 2015
8.29(土)新潟 HARD OFF ECO スタジアム新潟
●TREASURE05X 2015
9.06(日)愛知 蒲郡ラグーナビーチ
●氣志團万博 2015
9.20(日)千葉 袖ヶ浦海浜公園 - ファイアスターターMVが長めに